[Vinyl Theatre] Electrogram
まずは一曲:
1 : Breaking Up My Bones
代表曲のトップトラック。この曲が気に入るのであればアルバムも気に入るのではと思います。
レビュー:
アメリカはウィスコンシン州ミルウォーキー出身、2012年に結成されたインディーロックバンド[Vinyl Theatre]による
2014年リリースの1stアルバム。
バンドは3枚のアルバムを発表後、2019年に休止を発表しています。
この1stアルバム当時はエモ御用達のレコードレーベル「Fueled by Ramen」に所属していました。
当バンドを代表するアルバムです。
サウンドイメージとしてはカッコいい?さわやかでもある…そして結構明るめに収束する曲も多い。
ちょっと掴みづらいおしゃれな感じがあります。
ジャンルで言えばエレクトリックポップロックかと思います。
楽器構成はキーボードやシンセサイザーなどの電子音がメイン。
エレクトリックギターやベースなどのバンド楽器がバックを支える感じとなっています。
全体的に電子音が強めなので、間奏ではエレキギターのソロが輝きます。
スピード感は速くもなく、かといって遅くもなく。ドラムは強めのトラックもあります。
アルバムを通してサウンド構成はほぼ変わらないです。
逆を言えば似たような調子の曲が多いかなと感じました。
ヴォーカルは特徴はそこまでありませんが、低めでやや丸みのある声で聴きやすい。
ビブラートも要所に入り、シャウトはありません。リバーブも深め。
心地良いスピード感と正確に刻まれるリズム。
キーボードやシンセサイザーの電子音とエレキギターやベースの調和。
バランスの取れたサウンドが気持ち良くクセになりそうです。
管理人おすすめ曲
2 : Shine On
これもおすすめ。イントロやブリッジに浮遊感ある高センスメロディライン。ヴァースの独特なヴォーカルラインも魅力的。
4 : Stay
サビのキャッチーさはアルバム随一。ついつい口ずさみたくなります。