[The Reign of Kindo] Play with Fire
2021/08/03
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レビュー:
ニューヨークに拠点を置くピアノロックバンド[The Reign of Kindo]による
2013年リリースの3rdフルアルバム。
[ザ・レイン・オブ・カインド]と読みます。ファンの間では略して[TROK]とも。
2006年に解散した[This Day and Age]の残メンバから再編成。
2018年にバンド名をシンプルに[Kindo]に改名しています。
[The Reign of Kindo]としては最後のフルアルバムとなります。
このバンドの特徴と言えば、全編で見られる高い演奏力を持つピアノ。
今アルバムからピアニストのメンバーがDanny Pizarroに変更になっています。
前ピアニストのKelly Sciandraの方が力強さや表現力があったような感じもありますが、特に違和感がありません。
また2ndアルバムよりもジャズ要素が多め。本来の美しいメロディコードに上手く絡まり、とてもおしゃれにまとまっています。
トランペットなどの金管楽器やバイオリンなどの弦楽器が要所要所に入り、ピアノやバンド楽器とのコラボレーションも。
ヴォーカルも楽器群や曲調に非常にマッチしており、統一感が凄い。金管やドラムベースに負けない声量もあります。
計算されたサウンドや転調に心が満たされる。近代ピアノジャズロックバンド、おすすめです。
管理人おすすめ曲
07 : Feeling in the Night
イントロもサビもブリッジも最高にエモい。ジャズ&ピアノ&リズムが醸し出す音の洪水。ヴォーカルも盛り上げます。
05 : Impossible World
ピアノも軽めでリズム良く陽気めジャズな1曲。展開もキャッチーで聞きやすい。サビの転調は見事。
12 : The Man, The Wood, & The Stone
ラストトラック。美しいピアノ&金管楽器から始まる穏やかな締め。アルバムの充足感が感じられます。
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