[Swimming With Dolphins] Water Colours
2022/01/21
♪♪♪♪, 秀メロ, 洋楽, おすすめ, マイナー, 女性コーラス, Swimming With Dolphins, スイミング・ウィズ・ドルフィンズ
レビュー:
エレクトリックポップバンド[Swimming With Dolphins]による2011年リリースの1stアルバム。
2008年に結成され、2016年4月までにアルバムとEPを1枚ずつ発表しています。
驚いたのは[Owl City]のアダム・ヤングが発足したバンドと言うことです。
なるほどエレクトリックが強い理由です。
しかし、[Owl City]の活動が日に日に忙しくなってきたアダム・ヤングはバンド発足直後、
1stアルバムがリリースされる前に脱退しています。
その後バンドはエモ御用達「Tooth & Nail Records」に所属しています。
2008年に発表された1stEP『Ambient Blue』はアダム・ヤング色がかなり出ていましたが、
この1stアルバムはアダム・ヤングとの繋がりをほぼ感じません。
バンドとしてのスタイルが確立された証拠かと思います。
スタイルはエレクトロ。エレクトリック・シンセポップが近いでしょうか。
サウンドは爽やか明るめ、コード進行はアンビエントめでおしゃれ。
溢れる電子音も相まって独特の世界を魅せていきます。
メイン楽器は電子ストリングスやシンセサイザー、キーボード。
ギターやベースはあったかな?打ち込みでの曲作りが基本です。
ドラムパーカッションは軽め大きめで大胆。弾ける様なリズムを刻みます。
ヴォーカルは丸みがあり良く通る優しめ甘めな若声。
同じく丸みのあるサウンドに良く合います。
また一部の曲に女性コーラスが入ります。中にはほぼメインの曲も。
1stEPでコーラスを務めた、[Owl City]や[Jamestown Story]でもコーラスを務めている
Breanne Durenではありません。
女性メンバーのSarah Beintkerかと思われます。
とにかくシンセストリングスのバックサウンドがリズム、厚み共に非常に良い出来です。
合わせてパーカッションのアクセントがポップさを加えており、非常に聴きやすい。
高次元のバランスで、エレクトリックポップではかなりおススメの一枚となっています。
管理人おすすめ曲
03 : Sleep To Dream
人気曲。コードとサウンドで巻き込む空気感が秀逸。サビの女性コーラスとの掛け合いが心地よい。
05 : Watercolours
アルバムタイトル曲。イントロの電子音がインパクト大。サウンドもポップめに仕上がっています。
10 : Good Times
アンビエントな曲調。シンセストリングスの伴奏が世界観を形成しているのが手に取るように分かります。
このアーティストの他のアルバム
- [Swimming With Dolphins]
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- [Cash Cash]
- [Owl City]