極エモを探し求めて

毎週水曜更新!おすすめ洋楽まとめブログ : ピアノロック / ポップパンク / オルタナティブ / インディー

[Daphne Loves Derby] Odds & End

まずはイチオシ曲:

3 : Daphne Loved Derby (feat. SayWeCanFly, Monika Santucci & Speak Low)

バンド名をもじった、ほぼセルフタイトルトラック。優しい透明感のある声と、ヴァース2周目から入るさわやかなギターとベースのリズムが懐かしく心地良い。

レビュー:

アメリカはワシントン出身のエモ・インディーロックバンド[Daphne Loves Derby]による
2021年リリースのおそらく通算8枚目のEP。

2000年代ではエモ・インディーロックバンドの一翼を担っていました。
優しいサウンドが好きだった方も多いかと思います。
2007年以降は目立った活動はありませんでしたが、2017年に7thEPをリリース。
そして2021年は2枚のアルバムがリリースされている模様(内1枚はデモ版)で、
シングルなども発表しており復活・再活動の兆しが見られます。今後順次レビューしたいと思います。

EPということで曲数は6曲。うち最初と最後はイントロ/アウトロのインストゥルメンタル。
すべてのトラックがfeat.(フィーチャリング)となっており、
[Sherwood]、[SayWeCanFly]などのバンドが参加しています。

昔の優しくさわやかなサウンドは健在。
ただ他バンドとのコラボの影響か、少しアップテンポでキャッチーな感じがします。
オーソドックスなバンドスタイルで、独特なリズムでコードを刻むベースとクリアなギターが心地よい。
コード進行も緻密で繊細。浮遊感のあるメロウな変化が良いアクセントになっています。

ヴォーカル Kenny Choi の優しく丸みがある声質も相変わらずで嬉しい。
今回は他バンドとのハーモニーも楽しむことができます。

このサウンドスタイルでフルアルバムで聞きたいと思わせる良盤。
Twitterでは相互フォローしていただいています。ありがとうございます。
これからも素敵な楽曲を楽しみにしています。

他のおすすめ曲

2 : Object Permanence (feat. Sherwood, Kept On Hold & The Climbing)

美しいインストから続く実質トップトラック。少し掴みづらい不思議な進行ですが、これもこのバンドの十八番ですね。

5 : Living In Frames (feat. Rome Hero Foxes & Yvette Young)

普段より強めのギターですが、コーラスのヴォーカルも伸びやかでコードも凝っている。良曲です。

視聴など

このアーティストの他のアルバム

このアーティストもおすすめ

  爽やか・フレッシュ・清々しい, エモ
  , , , , ,


トップへ