[Faulter] Darling Buds Of May
レビュー:
エモロックバンド[Faulter]の2006年発表の1stアルバム。
現在は残念ながら解散している模様です。
全体的にジャケットのような冬のような冷たさが感じられます。
その中に少し温もりがあるメロディが織り交ぜられています。
普遍的エモーショナルメロディから故意にマイナー側に落としたり、
哀愁感や冷たさを強くするようなサウンドを取り入れたり、
個性を出すような工夫が凝らされています。
サウンドは結構いろいろ使用されています。
ピアノやエレキ、アコースティックギターがメインを張ることが多いです。
ストリングスも混ざります。
全編通すとピアノバラードからポスト・ハードコアまでかなりバラエティに富んでいますが、
ジャンルとしての「エモ」に近い曲も多く、またキャッチーな曲も所々にあり。
特に1曲目、3曲目はかなり出来が良くおススメ。
管理人おすすめ曲
01 : Sixes & Sevens
キラーチューンなトップ曲。バランスの取れた強めの音圧もGood。
03 : October 16th
人気曲。冷たいハズしが少なく、[Waking Ashland]に近い。ある意味このバンドっぽくは無い気がします。
10 : Chaos & Monotony
シャウトもあり非常に力が入っています。ポスト・ハードコア調の中に光が差すような、物語に近いメロディは見事。
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- [Waking Ashland]
- [Parker Theory]
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Sixes & Sevens
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