[The Reign of Kindo] Rhythm, Chord & Melody
2021/08/03
♪♪♪♪♪, 極メロ, 洋楽, おすすめ, マイナー, ピアノ, The Reign of Kindo, ザ・レイン・オブ・カインド
まずは一曲:
The Moments In Between
レビュー:
ニューヨークに拠点を置くピアノロックバンド[The Reign of Kindo]による
2008年リリースの1stアルバム。
今まさに管理人がハマっているバンドです。
[ザ・レイン・オブ・カインド]と読みます。ファンの間では略して[TROK]とも。
2006年に解散した[This Day and Age]の残メンバから再編成。
2018年にバンド名をシンプルに[Kindo]に改名しています。
しかし、最近も[The Reign of Kindo]で新曲をリリースしていたり、
どういった感じで今後活動していくのかちょっとまだ良く分かりません。
3rdアルバムはジャズ要素が結構前面まで出ていましたが、
デビューアルバムの今作はそこまで強くなく、金管楽器等の出番も少なめ。
その代わり、ほぼ全ての譜面でピアノが主役。ギターよりも目立ってます。
アルバムタイトル名がそのまま使われたピアノメインのインストゥルメンツトラックもあり、
初期メンバーのピアノ担当Kelly Sciandraの力強い演奏を聴くことが出来ます。
ヴォーカルのJosephもデビュー時から非常にレベルが高い。セクシーで力強い歌声。
コーラスも贅沢に何層も重ねて厚みを持たせます。
ドラムとベースが刻むテンポ良いリズムとピアノの美しい旋律、
そして叙情的ロックが混ざりあう様はまさにリズム、コード&メロディ。
おしゃれなピアノロックを存分に堪能できます。
管理人おすすめ曲
01 : The Moments In Between
ピアノの旋律中心の叙情的ロック。サビ(コーラス)から間奏(ブリッジ)、Aメロ(ヴァース)の繋ぎがエモ過ぎて。まずはこの曲だけでも一聴の価値あり。
06 : Till We Make Our Ascent
最初から最後までキャッチーなメロディ。3拍子のリズムとピアノが絡み合う。終盤の盛り上がりは見事。
09 : I Hear That Music Play
Aメロからブリッジにかけて少し外した暗めの進行から、サビの突き抜ける爽やかさのギャップが良し。
11 : Morning Cloud
金管楽器も加わってすべてのサウンドが溢れ出す。ジャズライクなおしゃれトラック。