極エモを探し求めて

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[The Dangerous Summer] Mother Nature

まずはイチオシ曲:

3 : Bring Me Back to Life

どれをイチオシにするか本当に迷いましたが、まずは当アルバムを象徴していると感じた1曲を。
良質ロックにシンセストリングスなどのバックサウンドが加わる事により、新たな可能性を見せてくれています。

レビュー:

アメリカはメリーランド州出身のロックバンド[The Dangerous Summer]による2019年リリースの6枚目のアルバム。
2017年の活動再開から数えて2枚目のアルバムで、2021年現在最新となっています。

相変わらずジャケットのセンスが良いですね。
アルバムのサウンドイメージも大自然の荘厳さや広大さを表現したような曲も多く、
非常にジャケットに近い感じがします。

リズム隊の重みや速さにより曲のイメージがコントロールされていますが、
基本的にはクールで壮大、力強いトラックが多いです。
管理人がこのバンドの特徴と思っている変則ヴォーカルラインは健在と言って良いと思います。

以前はシンプルなロックバンド構成のスタイルでしたが、
現在はシンセストリングスやピアノなどのサウンドも取り入れ、厚みが増しています。

唯一の結成メンバーであるリードボーカルのAJ Perdomoの歌声は少し渋みが加わりましたが、
これも相変わらず力強く低めでセクシー。安定した良声でメロディの先頭を走ります。

初期に比べて粗削りなスピード感やロック的な要素は落ち着きましたが、
根底にある良質なメロディラインに円熟味やバックサウンドが加わっています。
アルバム前半から中盤にかけては特にレベルが高いアルバムです。

他のおすすめ曲

4 : Way Down

当アルバムのメイントラックと言える1曲。力強いヴォーカルとどっしりとしたリズム隊が凄みや重みをもたらします。オーソドックスな中に光るヴァースの独特なヴォーカルラインも良し。

7 : Where Were You When The Sky Opened Up

人気曲。広がるサウンドがとにかく気持ちいい。このバンドの特徴であるヴォーカルの音の置き方のセンスが素晴らしいです。

6 : Starting Over / Slow Down

2曲構成のテクニカルなトラック。両曲とも自然を感じるサウンド。2:45頃からの曲切り替わり時のスピードやリズム、雰囲気の変化が新鮮。

視聴など

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