極エモを探し求めて

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[The Band CAMINO] tryhard

まずは一曲:

Daphne Blue

レビュー:

2015年結成、テネシー州出身の4人組ロックバンド[The Band CAMINO]による2019年リリースのEP。

2015年結成とあり比較的新しいバンドです。
現在も精力的に活動し、メロディセンスも相まって知名度も急激に上がっているようです。

そんな[The Band CAMINO]ですが、リリースが非常にややこしいのでまとめてみました。

Discography

赤い背景がついた箇所が最低限押さえておくべき盤かと思います。

Single Album / EP
2016 My Thoughts on You (EP)
I Spend Too Much Time in My Room
The Band CAMINO on Audiotree Live (Live EP)
Who Says We’re Through Heaven (EP)
2017 My Thoughts on You
Heaven
Berenstein
Fool of Myself
2018 Daphne Blue
Know Me
Less Than I Do
2019 Something To Hold On To
Daphne Blue / See Through tryhard (EP)
Honest
Daphne Blue (Acoustic)
2020 Crying Over You (& Chelsea Cutler)
Roses The Band CAMINO (Album)
2021 1 Last Cigarette
Sorry Mom

Point

・Single『I Spend Too Much Time in My Room』はどのEPにも入っていない。
 ただLive EP『The Band CAMINO on Audiotree Live』にはライブ収録として入っている。
・Single『My Thoughts on You』はEP『My Thoughts on You』には収録されていない。
 EP『Heaven』に収録されている。
・2017後半から2019年前半にかけてのシングルはどのEPにも入っていない(「Daphne Blue」以外)。
 今後出るか不明。レーベル等の絡みもありそうなので、可能性は低いか。
・2020年以降のSingleは今後のAlbumまたはEPに期待。ただ目を離すとまたややこしくなりそう。
 ※2022/01/12 追記:Roses以降は1stフルアルバム『The Band CAMINO』に収録。

About This EP

で、今回紹介する『tryhard』。Live EPを含めなければ3rdEP。2021年2月現在、最新のEPです。
8曲も入っていますが全編30分以内ということで、EPとなるようです。
頭文字は小文字。

2017年までのスタイルとしてはシンセエレクトリックが全面にでていましたが、
2018年からは徐々にエレキギターなどのロック主体になっています。
それと同時に、メロディのイメージも変化。
以前はエモーショナルなメロディの中に少しアンニュイで穏やかな感じが混ざっていましたが、
今回のEPはスピード感もあり、明るくカッコいい感じでまとまっています。

ただイメージは変わったと言っても、ベースとなるメロディセンスは発足時からあるため、
一貫したバンドの血脈は根底に流れています。
管理人としては今も昔も好きです。
初期の曲はまた近いうちに取り上げようと思います。

バンドの特徴としてはツインヴォーカルも上げられます。
声色や声域が違うことを巧みに利用した曲が多い。
色気がある両ボイスが時に重なり、時に交互に。迫力と深みが増しています。

もうすぐにメジャーになってもおかしくない、そんな能力を持っているバンド。
今後の活躍に期待大です。

管理人おすすめ曲

01 : What I Want

見事に引き込まれるトップトラック。サウンドの層調整もバッチリ。ツインヴォーカルも迫力大。管理人は鳥肌立ちました。

03 : Daphne Blue

シングルから。イントロから本格ロックですが、随所に見られるセンス。低めのヴァース(Aメロ)と高めのコーラス(サビ)のヴォーカリストの使い分けが見事。

05 : See Through

人気曲。ゆったり目のポップロック。やわらかいシンセとヴォーカル。サビは非常にエモーショナルでキャッチー。盛り上げ方を熟知してます。

このアーティストの他のアルバム

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YouTube

What I Want

See Through

Daphne Blue (Live)

Liveも良い感じです。

Daphne Blue (Acoustic)

このEPには入ってませんが、アコースティックも激しさが抑えめでおすすめ。

視聴など


tryhard

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