極エモを探し求めて

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[Jukebox the Ghost] Jukebox the Ghost

まずはイチオシ曲:

4 : The Great Unknown

人気曲。ピアノメインの壮大なポップロック。独特だがキャッチーなフレーズ。ヴォーカルBen Thornewillのセクシーで表現力豊かな歌声が響き渡ります。

レビュー:

2006年にワシントンで結成されたパワーポップバンド[Jukebox the Ghost]による
2014年リリースの4thアルバム。
2022年現在も精力的に活動しており、6枚目のアルバムを出したばかりです。

ジャケットは当バンドのモチーフであるゴースト。可愛らしいです。
このアルバムもセルフタイトルとなっており、自信の程が伺えます。

CDだと二枚組。曲数はメインが11曲。
12曲目以降、最終トラックの23曲目までは完全ピアノソロトラック。ヴォーカルもありません。
これはこれで癒やされます。

ジャンルとしてはパワーポップとなっていますが、インディポップ、ポップロックが近いです。
明るく爽やか。遊び心もふんだんに取り入れています。
ただ後述するヴォーカルの声質に大人感があるので、全体的に洒落たイメージに。
少し懐かしいメロディラインがキャッチーであり、少し独特な世界観を作っています。

サウンドはポップで多彩。メインにはピアノが多用されています。
電子音も多種に渡り、効果的に使用されています。対してロックサウンドは控えめか。
リズム隊もテンポが良く、バックのピアノサウンドと溶け合います。

特筆すべきはヴォーカルBen Thornewillの声が本当に素晴らしいです。
やや低音、セクシーで芯があり、声量も十分。表現力も豊かで高低域も文句なし。
コーラスも多めで飽きさせません。

ピアノメインの懐かしい大人のポップが展開されます。
[Andrew McMahon in the Wilderness][A Great Big World]などのピアノポップ・ピアノロックが好きな方におすすめです。

他のおすすめ曲

1 : Sound Of A Broken Heart

ノリの良いトップトラック。ちょっと懐かしいサウンド構成が逆に新鮮に聞こえます。

8 : Hollywood

これぞこのバンドの真骨頂。80’sを思わせる遊び心あふれたメロディ。

9 : Postcards

文句なしのオーソドックスでストレートなパワーポップ。電子音とリズム隊のちらつきをピアノとヴォーカルが上手く抑えめに。

3 : Girl

ピアノとヴォーカルが支え合うポップでテンポが良い一曲。ブリッジのメロディラインが哀愁さを醸し出すアクセント。

視聴など

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  • [Jukebox the Ghost]

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