[Daphne Loves Derby] Odds & End
2022/01/21
♪♪♪, 優メロ, 洋楽, ミドル, Daphne Loves Derby, ダフニー・ラヴズ・ダービー
まずはイチオシ曲:
3 : Daphne Loved Derby (feat. SayWeCanFly, Monika Santucci & Speak Low)
バンド名をもじった、ほぼセルフタイトルトラック。優しい透明感のある声と、ヴァース2周目から入るさわやかなギターとベースのリズムが懐かしく心地良い。
レビュー:
アメリカはワシントン出身のエモ・インディーロックバンド[Daphne Loves Derby]による
2021年リリースのおそらく通算8枚目のEP。
2000年代ではエモ・インディーロックバンドの一翼を担っていました。
優しいサウンドが好きだった方も多いかと思います。
2007年以降は目立った活動はありませんでしたが、2017年に7thEPをリリース。
そして2021年は2枚のアルバムがリリースされている模様(内1枚はデモ版)で、
シングルなども発表しており復活・再活動の兆しが見られます。今後順次レビューしたいと思います。
EPということで曲数は6曲。うち最初と最後はイントロ/アウトロのインストゥルメンタル。
すべてのトラックがfeat.(フィーチャリング)となっており、
[Sherwood]、[SayWeCanFly]などのバンドが参加しています。
昔の優しくさわやかなサウンドは健在。
ただ他バンドとのコラボの影響か、少しアップテンポでキャッチーな感じがします。
オーソドックスなバンドスタイルで、独特なリズムでコードを刻むベースとクリアなギターが心地よい。
コード進行も緻密で繊細。浮遊感のあるメロウな変化が良いアクセントになっています。
ヴォーカル Kenny Choi の優しく丸みがある声質も相変わらずで嬉しい。
今回は他バンドとのハーモニーも楽しむことができます。
このサウンドスタイルでフルアルバムで聞きたいと思わせる良盤。
Twitterでは相互フォローしていただいています。ありがとうございます。
これからも素敵な楽曲を楽しみにしています。
他のおすすめ曲
2 : Object Permanence (feat. Sherwood, Kept On Hold & The Climbing)
美しいインストから続く実質トップトラック。少し掴みづらい不思議な進行ですが、これもこのバンドの十八番ですね。
5 : Living In Frames (feat. Rome Hero Foxes & Yvette Young)
普段より強めのギターですが、コーラスのヴォーカルも伸びやかでコードも凝っている。良曲です。
視聴など
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