極エモを探し求めて

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[Bad Suns] Apocalypse Whenever

      2022/02/02
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まずはイチオシ曲:

3 : Baby Blue Shades

シングル。当バンド特徴の独特でキャッチーなサウンドに、ダンサブルなリズム隊と合いの手。Christo の連続高音域もブレない。流石です。

レビュー:

2012年に結成されたインディロックバンド[Bad Suns]による2022年リリースの4thアルバム。
レビュー当時はリリースほやほやのアルバムです。

ジャケットには1st『Language & Perspective』にもあったバンドロゴ。
原点に立ち返るという意味なんでしょうか。

アルバムイメージは明るいのはもちろん、爽やかな感じもします。
リズミカルでちょっとレトロな当バンドの特徴は残っていますが、
シンセサイザーやクリアギターなどの伸びやかなサウンドが風の様に通り抜けます。
ロックというよりはポップっぽい今作です。

2nd『Disappear Here』あたりまでは独創的でクールなキラーチューンも入っていましたが、
3rd以降はそういった曲は減ってきた感じがしています。
また「Disappear Here」「Salt」みたいなクールな曲も聴いてみたいですね。

Christo Bowman の声は相変わらず一級品。
豊かな声量と伸びやかな声質はレジェンドロックボーカリストを彷彿とさせます。
このボーカルだからこそ出来る表現が至る所に組み込まれています。

アルバム全体でコンセプトがほぼ統一されており、1枚を通して聴きやすいアルバムです。
レトロだが新鮮なインディロック。成熟した彼らのサウンドをお楽しみください。

他のおすすめ曲

5 : When the World Was Mine

明るいトラックが多い当アルバムで、ちょっとおしゃれな異なる輝きを放つ1曲。

8 : Nightclub (Waiting for You)

優しめポップ。バックの拍子をずらしたアルペジオサウンドが特徴的。隠れおすすめ曲。

6 : Wishing Fountains

アコースティックギターメイン。名ボーカルがしっとりと、そして感情をこめて歌い上げます。

10 : Heaven Is a Place in My Head

シングル。細かくビートを刻むシンセパッド。80年代を思わせるメロディ。これが[Bad Suns]の真骨頂。

4 : Peachy

スタンダードにまとまっているポップロック。歌詞PVもレトロCMチックで凝っています。

視聴など

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