[Search The City] Flight
まずは一曲:
Light the Fire
レビュー:
2006年にデトロイトで結成されたロックバンド[Search The City]による
2013年リリースの2ndアルバム。
2008年に1stアルバムをリリース後、一旦活動を停止、2011年にメンバーを変更して再び活動を開始しました。
実に5年ぶりの2ndアルバムとなります。
バンドは2014年に再度活動休止となっています。
1stのスタンダードなバンドスタイルはそのままですが、
電子音や各種サウンドを取り入れたポップなロックスタイルに変わっています。
曲調も基本的にはクールなスピード感ある曲が多いですが、1stにくらべるとやや弱く感じます。
そして、今回からヴォーカルがTravis Bobierに変わりました。
これが非常に上手い。透明感のあるイケボイスで2ndアルバムの雰囲気にマッチしています。
一聴、以前のヴォーカルであるJosh Frostとそこまで変わらないです。…が、声が綺麗すぎて…。
1stのやや荒く力強いJoshの声質とはまたちょっと違います。
ん~、1stがかなり良かっただけに、なかなか評価が難しいです。
綺麗にまとまってしまっており、良さと感じていた粗さ、荒々しさがありません。
もちろんおすすめの良い曲も入っていますが、「The Rescue」などのキラーチューンは無いように思います。
管理人が1stアルバムから勝手に期待していたイメージとかけ離れてしまっています。
これが[Search The City]でなければまた評価が違ったかも…。
とはいえ、高いソングライティング能力は健在。
[Quietdrive]や[Number One Gun]など、綺麗なエモロックが好きな方にはおすすめ出来るかと思います。
管理人おすすめ曲
04 : Light the Fire
シングル曲。イントロから新生[Search The City]を感じます。疾走感がありながら叙情感も併せ持つ1曲。
06 : A Beautiful Mess
新ヴォーカルTravisの力を堪能できるクールな1曲。
09 : Rewrite the Ending
1stアルバムのトラック「In This Scene You’re Just An Extra」や「To The Moon For All I Care」などを(リ)ミックスしている曲?