極エモを探し求めて

毎週水曜更新!おすすめ洋楽まとめブログ : ピアノロック / ポップパンク / オルタナティブ / インディー

[Cinematic Sunrise] A Coloring Storybook and Long Playing Record

まずは一曲:

The Wordless

レビュー:

アメリカ出身のポップパンクバンド[Cinematic Sunrise]による
2008年リリースの最初で唯一のEP。
ヴォーカルのCraig OwensやキーボーディストのBradley Bellはポスト・ハードコアバンド[Chiodos]に所属しています。
他のメンバーも別のバンドに所属しながら活動していた模様。
このEP1枚をリリース後2009年に解散、一時的なバンドとなりました。

ジャケットも可愛らしい。サウンドに合っていると思います。
曲数は8曲。初回生産では6曲だったようですが、再リリース版で2曲追加されています。

メロディはピアノ+ポップロックで爽やかで明るめ。
ただ一辺倒ではなく、絶妙なバランスで憂いを帯びたコードをMIXしてくるあたり、よく練られて作られています。
時にバラード調の曲もあり。

基本はギター、ベース、ドラムのバンドサウンド。
そこにテクニカルなピアノが時に支えになり、メインになり。ストリングスの使い方も上々で音に厚みが出ています。
ボイスは基本的に丸みがあり優しく甘美。高音、裏声も綺麗に出ています。
ポストハードコアで鍛えられたヴォーカリストであり、高次元に安定しています。

一瞬の輝きはまさにシネマティック。かなり聴きやすいピアノポップパンクアルバムとなっています。
ジャンルはズレますが、このヴォーカルで激しめが聞きたい方は[Chiodos]もおすすめです。

管理人おすすめ曲

05 : The Wordless

おすすめ。バックサウンドのピアノアルペジオが美しく響く。爽やかだが少し愁いを帯びたメロディ。完成度高し。

01 : Pulling a Piano From a Pond

アルバムのイメージを印象付けるトップトラック。やや重厚感があるドラムが疾走します。聞きやすい。

06 : You Told Me You Loved Me

ピアノとヴォーカルのハーモニーが美しいバラード。後半はバンドサウンドも参戦し盛り上げます。

このアーティストの他のアルバム

このアーティストもおすすめ

YouTube

Pulling a Piano From a Pond

You Told Me You Loved Me

視聴など


A Coloring Storybook and Long-Playing Record [EP]

  爽やか・フレッシュ・清々しい, ピアノ(ロック・ポップ)
  , , , , , ,


トップへ