[Train] Save Me, San Francisco
レビュー:
人気ロックバンド[Train]による2009年リリースの5thアルバム。
紹介しているのは2010年に発売された
リパッケージ版「Golden Gate Edition」です。
1994年に結成され、1stアルバムから人気を博し
グラミー賞を複数回受賞している、名も実も兼ね備えたバンドです。
世界的にヒットした曲は数知れず。
そしてこのアルバムにもそんなヒット曲が存在します。
このアルバムは3年間の休止からの再結成の際に発表された
新生Trainとしての最初のアルバムでもあります。
当バンドの中でも人気のアルバムです。
スタイルはアメリカンロック。
明るく、清々しく、優しい。そしてどこか懐かしい。
古き良きロックを基本としています。
サウンドは基本的にロックバンド構成ですが、
ストリングスを多用し、かなりポップ寄りに仕上がっています。
ピアノも得意。その他の楽器も使いこなします。
少し鼻にかかったような、こもったように丸い、
特徴的な声質のヴォーカルは声量も非常に出ています。
高音も裏声もお手のもので、基本的に高めのメロディで歌い上げます。
とにかく大衆のツボをつかむキャッチーなメロディセンスが抜群。
個人的には2016年までに発表している当バンドのアルバムの中では
突出した完成度を誇っていると考えています。
新生[Train]の入門には最適。
実直なメロディに心洗われたい方は必聴です。
管理人おすすめ曲
01 : Hey, Soul Sister
グラミー賞受賞曲。ウクレレ調の明るくリズミカルなメロディ。高いヴォーカルラインと共に爽やかな夏を連想します。
04 : Parachute
車のCMに使われそうな、バックストリングスとゆったりとしたヴォーカルラインが壮大な1曲。
06 : If It’s Love
人気曲、名曲であり管理人ヘビロテ曲。Aメロの韻を踏んだラップ調とサビのキャッチーさのギャップがたまりません。
08 : Brick By Brick
これも名曲。ピアノメイン。ストリングスとコーラス、幾重ものサウンドが織りなす感動曲に仕上がっています。
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