[The Afters] Live on Forever
まずは一曲:
Battles
レビュー:
1999に結成されたアメリカ出身のクリスチャン・ポップロックバンド[The Afters]による
2016年リリースの5thアルバム。
結成からもう20年を超えていますが、現在も精力的に活動しています。
クリスチャンバンドは長く活動するイメージが個人的にあります。
3rd,4thに続いてかなりポップに近いキャッチーなサウンドスタイルですが、
5作目となる今回のアルバムはジャケット、内容とともにちょっと意欲的な部分が垣間見えます。
トップトラックを聞くと、「最近の雰囲気とちょっと違うぞ」という感じが伝わってきます。
前の2アルバムで完成されたポップロックスタイルとの融合を図っている感じがします。
メイン楽器は変わらずのバンド構成にストリングスや電子音を多用するスタイル。
ドラムが重厚な曲が多く、目立ちます。
ヴォーカルも相変わらず安定しています。サビの伸びやかな高音は本当に素晴らしい。
今作は綺麗なだけじゃない強いヴォーカルもきくことができます。
ポップでキャッチーなメロディに加え意欲的な表れがアルバムのアクセントとなり、
高次元にまとまったポップロックでアルバム全編通して非常に聞きやすい。
生き続けるために立ち向かう、力強く戦い、道を切り拓く。
人生の美しさを謳歌するだけではないクリスチャンバンドの新たな一面が楽しめます。
管理人おすすめ曲
02 : Battles
シングル曲であり人気曲。タイトルや歌詞、重厚に叩かれるドラムなどの姿勢が今作のアルバムにピッタリです。歌詞PVもいい出来。
03 : Sunrise
キャッチーなツボをこれでもかと押さえていますが、今アルバム特有の力強いイメージを併せ持つ良曲。
06 : Live on Forever
アルバムタイトルを冠した人気曲。ゆったり重めの進行で神聖な雰囲気があり、なかなか攻めたメロディになっています。
07 : Eyes of a Believer
こちらの曲は前作の雰囲気があります。伸びやかなヴォーカルとサウンド、ピアノのアルペジオが心地良い。