[Sky Sailing] An Airplane Carried Me To Bed
レビュー:
[Sky Sailing]の2010年発表のアルバム。
邦題『夢見心地のエアプレイン』。
正体はアダム・ヤングが[Owl City]よりも前に立ち上げた最初のソロ・プロジェクトです。
スタイルはアコースティック・シンセポップというジャンルということもあって、
現在の[Owl City]では珍しいアコースティックギターがメインとなっています。
そのほかはピアノ、シンセキーボード、軽めのドラムパーカッションと得意な楽器もそろっています。
サウンドはとにかく優しく温かい。アコースティックギターとヴォーカルが特に優しい。
まさに夢見心地の世界へいざないます。
いつものリバーブやエコーは少なめ。
それが功を奏し、アコースティックサウンドと見事に合わさります。
そして、やはりアダム・ヤングの声は良いということを再確認させられます。
粗削りで短い曲も多めですが、アルバム全体としてはよくまとまっています。
ぜひこのプロジェクトも同時進行していってほしいです。
いつもの明るく爽やかな電子音の洪水に浸るのも良いですが、
たまには優しさに満ち溢れた世界へフライトするのもいかがでしょうか。
管理人おすすめ曲
01 : Captains Of The Sky
– リード曲。もっと聞いていたいと思わせる珠玉のキャッチーさ。
02 : Brielle
– イントロからアダム・ヤングのセンスが溢れだす。涙が出そうな程優しい1曲。
06 : Tennis Elbow
– アコースティックギターが哀愁を誘う、隠れた名曲。アルバムを引き締めます。
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[Sky Sailing]
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Brielle
Captains Of The Sky
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