[Paramore] Riot!
レビュー:
人気エモ・ロックバンド[Paramore]による2007年リリースの2ndアルバム。
当アルバムは次年のグラミー賞最優秀新人賞ノミネートの起爆剤となっている人気アルバムです。
バンドは2004年に結成され、現在は2人組にて活動中です。
エモ御用達Fueled by Ramen所属。
2015年に悲願のグラミー賞を受賞し、現在も第一線で活躍しています。
バンドの特徴は何と言ってもカリスマ的女性ボーカリスト、
Hayley Williams(ヘイリー・ウィリアムス)の存在でしょう。
女性ヴォーカルのロックバンドとしては間違い無く代表格の一つです。
激しめのロックサウンドに乗るヴォーカルはパワフルで力強いですが、
同時に女性の繊細さが所々に現れます。
スタイルは正統派ロック構成。
ベースとドラムのリズム隊に強めのエレキギターが乗り、音圧も上々。
電子音やピアノは恐らく無かったかと思います。
サウンドはアルバムタイトル通り、
気持ちが入ったストレートに表現された曲が多い印象です。
メロディーも第一印象よりはキャッチーで聴きやすい。
リズムは速すぎ、激しすぎという訳でもなく、しっかり地に足が着いた演奏。
激しめでストレートなロック調トラックが人気のようですが、
個人的にはアルバム中盤の憂いを帯びたクールめなエモ系トラックもオススメです。
2枚目にして早くも完成形を見出しています。
[Paramore]の可能性をバラエティ豊かに発揮したアルバムです。
管理人おすすめ曲
07 : Miracle
アップテンポな1曲。最初から最後まで疾走感が溢れています。サビの盛り上げ過ぎない叙情感はお見事です。
05 : When It Rains
サビの広がる青空のような爽やかな広がりが心地よい。日本でもテレビの挿入曲として使用されたりしています。
04 : Misery Business
人気曲。Aメロの速いしゃべり調ヴォーカルからサビの正統ロック。個人的には2回目サビ~間奏までのバックサウンドとドラムロールが好みです。
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