[Owl City] Of June
まずは一曲:
Designer Skyline
レビュー:
アダム・ヤングがセルフプロデュースしている人気エモ・エレクトロ・ポップユニット[Owl City]による2007年リリースの1stEP。
1stアルバム「Maybe I’m Dreaming」より前にリリースされたEPです。
曲数は7曲。
デビュー前ですので、当然こちらも自主制作。MySpaceで人気となったのが後に続くアルバム制作のきっかけになったと言われています。
ジャケットは2種類。CD版とストリーミング版がある模様?
管理人は記事画像にもなっている最初のジャケットの方が好きで、手元にCDを1枚持っています。
youtubeの方は後のジャケットになっているようです。
初期の[Owl City]のイメージである、柔らかでドリーミーなエレクトロサウンドで全編統一されています。
曲調的にはあまり凝った感じでは無く、少しノスタルジックな雰囲気もあります。
打ち込みのパーカッション、シンセサイザーも単調ではありますが、
メロディラインや音の重ね方、随所にセンスが見られます。
特徴であるリバーブやディレイ、エコーも少なめですが、効果的に使用しています。
アダム・ヤングの声は元々丸みがありますが、このアルバムでは更に控えめで柔らかい。
(自宅での収録だったため、あまり大声を出せなかったという話を聞いたことがあります。)
真の[Owl City]のスタートライン。初期のドリーミーなエレクトロポップの原点がここにあります。
管理人おすすめ曲
03 : Designer Skyline
今後のアルバムに繋がるメロディ。軽めのパーカッションに響くベースライン、電子パッド音が心地良い。
05 : The Airway
ヴァース(Aメロ)は単調ですが、そこからパーカッション無しで入るサビやブリッジ。ヴォーカルの優しい声がまたいい感じです。
07 : Hello Seattle
大ヒットしたメジャーデビューアルバム「Ocean Eyes」に収録されている同名曲のオリジナル版です。こちらも最後の盛り上がりは綺麗なサウンド。