[Ivoryline] There Came a Lion
レビュー:
クリスチャン・ロックバンド[Ivoryline]による2008年リリースのメジャーデビューアルバム。
2003年に結成され、現在も活動中とのこと。
エモ・ロックバンドを数多く輩出してきた「Tooth & Nail Records」所属です。
当バンドの中でも1番人気のアルバムです。
個人的にはロックよりは、エモとポスト・ハードコアの中間のようなスタイルと感じています。
テンポがやや速く激しめの曲が多い印象。
ただポスト・ハードコアよりは甘めでキャッチー。
クリスチャンの要素はサウンドには無いです。歌詞にはそれっぽい感じが出てます。
全編通してギター・ベース・ドラムの基本3構成。たまに電子音。
またメロディも似通った曲が多く、テンポも変化が無く。
統率が取れている分、どれがどの曲かわからなくなることも。
ただ1曲1曲のメロディセンスは上々で、構成も良く練られています。
ヴォーカルは情感の表現も安定している良声。声量も激しめのメロディに充分対応できています。
高音時は尖りますが、シャウトはありません。
シャウトのない激しめロックの、まさにお手本のようなバンドです。
デビューアルバムとしては充分な出来ではないでしょうか。
管理人おすすめ曲
01 : Days End
人気曲。アルバムの世界観を見せるトップトラック。つかみはオッケーと言うところでしょうか。
05 : Be Still And Breathe
イントロのエコーソロが印象的。クールで激しめに仕上がっています。
07 : Left Us Falling
管理人ヘビロテ曲。サビ以外のリズミカルなテンポとサビの疾走感、透明感のギャップがたまりません。
このアーティストの他のアルバム
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Days End
Hearts And Minds
Left Us Falling
Be Still And Breathe
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