極エモを探し求めて

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[Waking Ashland] Telescopes

レビュー:

ピアノエモ・ロックバンド[Waking Ashland]による2006年にリリースされた通算2枚目のアルバム。
今回はミニアルバムとなっており、9曲収録。
そのうちラスト2曲は前アルバムのアコースティック版なので、実質7曲となっています。

名盤1stと比較するのも酷ですが、
気になったのはとにかく疾走感のある曲が少ないです。
テンポもドラムもゆったり。ヴォーカルラインもゆったり。

1stも確かに疾走感あふれる曲とゆったりめの曲が半々というところでしたが
人気曲は「I Am For You」に代表される通り
どちらかというと疾走感ある曲に傾いていたかと思います。

またメロディも哀愁感が減ったよう。
ヴォーカルのジョナサン・ジョーンズがフロントを務めている[We Shot The Moon]に近いメロディです。
同時にピアノの占有率も減っています。

作り手が1stのイメージから脱却したい気持ちも分からなくは無いですが、
正直、聞き手の1stのイメージで期待する気持ちとかけ離れている感じが否めません。

ヴォーカルは相変わらずのセクシーで甘めな良声です。
ハイトーンの裏声は流石の一言。
ゆったりめなメロディだからこそ、さらに輝きます。

厳しい事も書きましたが、
生まれかわろうと探求している姿勢は非常に好感です。
1stのゆったりめのトラックが好きだった方、
[We Shot The Moon]が好きな方にはおすすめできるかと思います。

管理人おすすめ曲

02 : Telescopes

アルバムタイトル曲。1stに一番近い疾走感と哀愁感が融合した1曲。

06 : Under The Gun

ギターメイン。このアルバムの中では構成力高め。ヴォーカルの情感が良く出ています。

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  • [We Shot The Moon]
  • [Jonathan Jones]

YouTube・試聴

Julian

Under The Gun

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Telescopes by Waking Ashland

  爽やか・フレッシュ・清々しい, ピアノ(ロック・ポップ)
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